遺品整理と不用品回収の違いとは?業者に依頼する際の注意点

 

 

「終活」を行う人が増えてきた現代では、あの世に旅立つ前に残された人たちに迷惑がかからないように「生前整理」を実施する人も増えてきています。

 

しかし、生前整理がスタンダードな考え方となってきたものの、実際にそれを実行するのは大変で、挫折してしまう人も多かったりします。

 

そうこうしているうちに病気や老化の進行によって動けなくなり、生前整理ができないまま旅立つ可能性も非常に高いのです。

 

残された家族は、「遺品整理」を行う必要があります。

遺品整理は不用品回収とはまた違った作業が必要になるため、いくつか気を付けなければならないことがあります。

 

この記事では、そんな「遺品整理と不用品回収の違い」と「業者に依頼する際の注意点」について解説していきたいと思います。

それではまず、遺品整理と不用品回収の違いを挙げていきましょう。

 

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遺品整理は故人の遺品を仕分けて不要な物を処分する作業

 

遺品整理は、その名の通り「故人の遺品を整理する作業」です。

生前整理をしていれば、すでに不用品のほとんどを本人が処分していて、遺品も「家族に残す物」と「処分しても良い物」に仕分けしている状態となっているケースがほとんどです。

しかし、冒頭でも挙げた通り生前整理は非常に大変で、実際には挫折してしまうケースが多いといえます。

「生活していたころの状態」のまま旅立つケースもあり、その状態から「遺品として残す物と処分する物を仕分ける」という作業が必要となるのです。

すべての物を不用品として処分してしまうのは思い出的な視点で考えても避けるべきですし、家族に残す財産になるような物が部屋の中にある可能性もあるため避けたいところです。

家族自身で仕分けをする場合もありますが、遺品整理業者に依頼することもあります。

これはケースバイケースで、時間や労力的に自身(もしくは家族何人か)で行えるのであればそうするべきですし、難しいと判断するならば業者に頼むべきでしょう。

基本的には「遺品を仕分ける→不用品は処分する」という2段階の作業となります。

作業労力が大きいため、業者に依頼する場合には比較的高額な費用がかかる可能性が高いといえます。

相場としては、10万円~20万円程度となります。

1Rや1Kといった一人暮らしの狭い居住空間であれば10万円程度で可能ですが、2DKや2LDKといった広い居住空間となると20万円程度必要になります。

 

 

 

不用品回収は指定された範囲の不用品すべてを処分する作業

 

不用品回収は、「そこにある物すべてを処分する作業」となります。

自身で回収センターに持ち込み処分をしてもらうこともできますが、量によっては自身で運ぶことが困難になるため業者に依頼することになります。

相場としては、1Rや1Kの居住空間から出る不用品量であれば3万円~8万円程度、2DKや2LDKといった広い居住空間から出る不用品量であれば8万円~20万円程度となります。

指定された範囲の物を次々にトラックに運び入れ、処分をするシンプルな作業となるため、遺品整理の依頼よりもリーズナブルな金額となる場合がほとんどです。

 

 


遺品整理を自分で(家族で)するかどうかによって依頼する業者も変えるべき

 

親族が亡くなり居住していた部屋に入ると、一目で生前整理していたかどうか判断できることでしょう。

生前整理を行った自宅では、明らかに自宅内にある物は少なくなっていて、遺品として残してほしい物や処分してもかまわない物などが分かるようになっていることも多いです。

これに対して生前整理を行っていない自宅では、故人が今も暮らしているかのように生活感のある状態となっているはずです。

もしも生前整理を行っていなかったとしても、1Rで家具家電、生活用品が最低限度の物だけなのであれば家族で片付けができる可能性もあります。

しかし、一般的には生前整理をしていない状態ではすべてを自分が(もしくは家族と)片付けるのはかなり難しくなります。

 

 


①遺品業者に依頼して仕分けと処分の両方を依頼する

 

もしも部屋も広く家具家電、生活用品なども多い場合には、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。

遺品整理業者であれば、手つかずの状態から遺品と不用品の仕分けを行い遺品は遺族の方に、不用品はそのまま撤去をしてくれます。

費用はその分高くなりますが、時間と労力をかけずに故人宅をキレイにすることが可能となります。


②自身で遺品を仕分け、整理した後に不用品業者に依頼する

もしも「遺品の仕分けと不用品撤去のすべては無理だけど仕分けるくらいならできる」というのであれば、「自身で遺品を仕分け、整理した後に不用品業者に依頼する」という選択肢もおすすめです。

前述した通り、遺品整理業者に依頼するよりも不用品撤去の依頼をした方が費用的には安くなります。

それゆえに、この方法を実戦することができればかなり費用を抑えることができます。

また、あまり余裕はないけど、思い入れのある故人の遺品を自分自身で仕分けたい(整理したい)と考える人も多いものです。

そうした考えがある人は、大変ではありますが遺品と不用品の仕分けを行い、不用品だけを業者に撤去してもらうといった方法を選択すべきでしょう。


業者に依頼する際の注意点

 

遺品整理が必要となる際に気を付けなければならないのが、「遺族に残すべき物があるかもしれないのに不用品撤去業者に依頼して撤去してしまうこと」です。

なんとなく費用が安いからと不用品撤去業者に依頼してしまうと、価値のある物や故人の思い入れのある遺品も撤去することになるため、後悔する可能性が出てきます。

また、業者選びも注意が必要です。

数は多くありませんが、不用品回収業界には「悪徳業者」も存在します。

そうした業者に依頼してしまうと、高額な費用を請求されたり、回収した不用品を不法投棄されたりなど被害を受ける可能性が出てきてしまいます。


くまのて」ならリーズナブルで不用品買取りも可能

東京や埼玉、神奈川を中心に運営している「くまのて」は、遺品整理ではなく不用品回収がメインとなりますが、「不用品買取り」も行えるため非常におすすめです。

冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、テレビ、エアコン、DVDプレイヤーなど、年式や大きさによっては買取りが可能となります。

買取った金額は不用品回収費用に充当できるため、費用を大幅に軽減させることもできるのです。

遺品の仕分けを自身や家族と行い、不用品だけ残しておけば、後はくまのてにお任せできます。

 

まとめ

今回は、「遺品整理と不用品回収の違い」と「業者に依頼する際の注意点」について解説してきました。

遺品整理は、「故人の遺品を整理する作業」であり、仕分け後に不用品を撤去して完了となります。

これに対して不用品回収は、「その場にある物をすべて処分する作業」となります。

ご家族が故人の自宅を片付ける際には、遺品整理業者に依頼をして仕分けと処分の両方をお任せするか、自身や家族で故人の遺品を仕分け、整理して不用品だけを業者に撤去してもらうかのどちらかとなるでしょう。

「くまのて」ではリーズナブルに不用品撤去が可能ですので、ぜひ東京や埼玉、神奈川でそうした案件がございましたらお声がけください。

 

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